キレる17歳とか言われた世代です

盗んだバイクを警察に届けてしまうほど、いつも何かにイラついて
それはなんて青春で、絶望の波に飲まれまくっている俺ですが、
あとちょっとで四半世紀も生きたことになるのだから、
そろそろ青春真っ盛りとか言うのは恥ずかしいんですよ、せめて青春鉞とか言え、
と自分を奮い立たせようと思ったんですが、
世にあふれる歌手の一部の方々は30半ばにして青春の苦悩を歌ってたりするし、
まだ少年ジャンプやらマガジンやらサンデーやらチャンピオンやらの愛読を続ける所存ですので、
永遠の十七歳を宣言しつつあるわけですが、
このあたりで正気に返ったので、就活の話を。イントロが長いよ。


で、この前面接で「あなたの挫折体験を教えてください」とか言われたんですよ。
「これこれをやってきたけど、こういう流れで失敗して、だけどこうやり直して、その経験からこれを学びました」
てのを脚色つきで喋ればいいのかな〜、
とか考えたんですが、なんか「挫折」という言葉に敏感に反応してしまうわけですよ。
劣等感の塊であり劣等感の魂を持つ俺にそういうキーワードは禁句!

なんか挫折って言うと言葉のイメージ的に、心理的に追い詰められてる感じがして、
その追い詰められっぷりを語れ、って言われてるみたいで気持ち悪い。
しかも俺は日々挫折しまくりで、逆に本気で挫折したら死ぬんじゃない、みたいな感じなので、
中途半端なテンションで挫折体験を語れ、とか言う面接官に軽くムカついたのです。
で、まぁそんなことを考えたので、
挫折なんかしないねぇ。
そんなことしてる暇がある奴は、必死に生きてないアホだ。
もしくは現実が見えてないアホだ。
そんな質問をするお前はアホか。
というような返答をした僕はものすごいアホです。
今更ですが。


まぁ当然のように落ちるわけですが、
お祈りメールに「論理的説明はできるが、コミュニケーション能力が未熟」
とか書いてあるわけですよ。
何だ、この中途半端な親切心。
あのな、そんなこと知らないとでも思ってんのか。
俺が何年俺やってると思ってんだ。
人を見る専門家ならもうちょっと気の利いたこととか、本人も気づかなかったこと言ってよ。
「実は逆にコミュニケーション能力に溢れてる」とか。