夏休みは与えられるものではなく、勝ち取るものだ

白い服を着て、夜中に山間部を原付で走っていると、
腹の部分に蟲が数匹張り付いていて、
家に着いてからびっくりしたりする。
あと深夜だからといって大口開けて歌っていたりすると、
思わぬたんぱく質を摂取してしまう可能性があるので、お薦めできない。

そしてそれ以上に恐れているのはカブトムシが腹に刺さったりしないか、ということである。
甲虫王者にやられて臓物をぶち撒けて死亡、という死因はせつなすぎる。


と、夏の夜は危険がイッパイ☆な感じであるので、
時速60㌔でカブトムシに衝突しても傷ひとつ付かないミラクル腹筋を手に入れるべく筋トレを開始した。
ひと夏の腹筋っていうとなんか胸キュンだ。

とりあえず夏休みの間は続ける…
って言うといつ終わっちゃうかわからない、というかあるかもわからないので、
青春が続いてる間は続ける。
中二病は筋トレに始まり筋トレに終わる、って父方の曾祖母が言ってたし。


あと、臓物をブチ撒けるってのはずいぶんエグイ表現ですな。

少年誌でできる表現としてはギリギリな気がする。

あとでデレるなら何を言ってもいい、ってもんじゃないですよ。

だが、だからこそ意味があるとか何とか。と母方の父が言ってたよ。