禍福はあざなえる泥縄

風呂の給湯スイッチを押したら「ガスを止めました」という警報がいきなり鳴り出し、唐突に降ってわいた不幸に鬱回路が刺激されて泣きそうになる。
警報うるせーよ! 隣の部屋のカップルに怪しまれるでしょ!
復旧のためにガス会社に電話したら、休日深夜にもかかわらず丁寧な対応を受ける。
無事復旧しガスの偉大さを確認。
ああ、そういえば今日初めて人と会話したよ。警報音声とも会話できたし。

あと、その後あまり物で作った葱炒めご飯の想像以上の旨さに心を打たれ、感涙にむせび泣いた。
空腹は最高のスパイスってヤツです。

というわけで、不幸があってこその幸福だなー、と実感する。
普段のポテンシャルが低いと、なにげないことで喜べるから意外と飽きないかも。
ノビタが100点取った、とかそんな感じ?


それにしても、いつの間に俺はこんな悲惨な生活をするようになったのだろうか…
ノビタが100点て…何の慰めにもなってないですよ…